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シェンゲンのローリングの集計期間:実際の計算例

計算の理屈を腑に落としたい方に向けて、シェンゲンのローリングの集計期間を具体例で追います。

最終確認:2026年8月

要点:ローリングの集計期間は、旅行単位ではなく日付単位で当てはめます。確認したい日を決め、そこから180日さかのぼり、その集計期間に入るシェンゲン圏での滞在日をすべて数えます。集計期間は毎日前に進むため、使った日数は一度にリセットされるのではなく1日ずつ外れていきます。同じ旅行履歴でも、確認する日が違えば答えは変わります。

基本の考え方

確認したい日から180日さかのぼり、その集計期間に入るシェンゲン圏での滞在日をすべて数えます。合計が90日以下であれば短期滞在の範囲内です。90日を超えていれば範囲外です。

大事なのは、この集計期間が毎日動くことです。四半期ごとの固定のリセットはなく、シェンゲンの国ごとに別の枠があるわけでもありません。圏全体を通じて、同じ1つの集計が付いてきます。

計算例

旅行履歴が次のようになっているとします。

合計は75日です。この数字だけでは足りません。どの180日間の中の75日なのかを問う必要があります。

確認する日で答えが変わる理由

7月1日に確認すると、180日さかのぼった範囲は1月にまで届くため、2回の旅行はどちらもまだ集計期間の中にあります。つまり75日がそのまま残り、使えるのは15日だけです。

9月1日に確認すると、180日さかのぼった範囲は3月から始まります。1月から2月の旅行は完全に外れるため、4月から5月の45日だけが残ります。その日の時点で使えるのは45日です。

重要な点:このルールが問うているのは「出国してからどれくらい経ったか」ではありません。「確認する日の直近180日間に、シェンゲン圏での滞在日が何日残っているか」です。

自分で管理していますか?AtlasDaysは日付の入った旅行記録をiPhone内に非公開で保存し、必要な日数を数えます。ビザの上限、税務上の居住の基準日数、国別の合計です。アプリを入手 →

日数が戻ってくる仕組み

日数はまとめて戻ってくるわけではありません。使ったのと同じ順番で戻ります。いちばん古い日が直近180日間より前になると、その1日が集計期間から外れ、使える日が1日増えます。

「十分に待った」と思っていても数え間違いが起きるのは、このためです。長い旅行は、きれいなリセットを生みません。時間をかけて日数が少しずつ解放されていくだけです。

よくある数え間違い

実務上の注意と公式情報の範囲

このページが説明するのは仕組みであり、個別の法的な立場ではありません。シェンゲンの短期滞在に関する公式のガイダンスは、欧州委員会の短期滞在計算ツールシェンゲン圏の概要を利用してください。直感ではなく正式な枠組みが必要なときは、こちらが適切な情報源です。

実務上いちばん安全な原則は次のとおりです。旅行の組み方が重要な場合は、記憶に頼らず、おおよその見積もりで足りると考えないことです。

ローリングの集計期間を1つの日付入りの記録で管理する

AtlasDaysは旅行の記録を1か所にまとめ、ローリングの集計期間の計算を一貫して適用します。動く集計期間の計算は、毎回記憶から組み立て直すものではなく、確認するだけのものになります。

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この記事について:AtlasDaysは一般的な情報を提供するもので、法律・税務・移民に関する助言ではありません。規則は変わり、結果は個別の事情によって異なります。AtlasDaysだけに頼らず、リンク先の公的情報を確認するか、専門家に相談してください。