ポルトガルの183日ルール:税務上の居住はいつ発生するか
任意の12か月間に183日を超えて滞在すると、ポルトガルの税務上の居住者となります。その数え方を具体的に説明します。
最終確認:2026年8月
要点:任意の12か月間にポルトガルで183日を超えて滞在すると、ポルトガルの税務上の居住者となります。宿泊した日はすべて1日として数えます。集計期間は暦年ではありません。また、ポルトガルに住居を維持している場合は、183日に満たなくても居住者となることがあります。
- 基準日数
- 183日超
- 集計期間
- 任意の12か月間
- 1日と数える条件
- その地で宿泊すること
- その他の居住判定
- 常居所(住居の維持)
- 課税年度
- 暦年
- 法的根拠
- CIRS 第16条
ルールの内容
ポルトガルは、任意の12か月間に183日を超えて滞在した場合、その期間について税務上の居住者として扱います。実際の判断は、次の2点でほぼ決まります。
- 集計期間は動きます。183日は、対象となる年に始まるか終わる任意の12か月間で数えます。1月1日から12月31日までではありません。暦年をまたぐ2回の滞在が、同じ集計期間に収まることもあります。
- 1日とは宿泊のことです。ポルトガルで宿泊した日はすべて数えるため、到着日と出発日も、その夜を過ごしていれば両方数えます。
数え方
- ポルトガルへの旅行を、到着日と出発日とあわせてすべて書き出します。
- 宿泊した日を、到着日と出発日も含めて数えます。
- 1つの12か月間に収まる日数を合計し、その集計期間を旅行履歴全体にわたってずらしていきます。
- いずれかの12か月間が183日を超えていれば、日数による判定を満たします。
例。10月から12月にポルトガルで100日、続いて2月から5月にさらに100日滞在した場合。
どの暦年でも183日には届きません。しかし、どちらの滞在も同じ集計期間(10月から翌年の10月まで)に収まり、合計200日となるため、判定を満たします。
日数だけで決まるわけではありません
183日の集計は入口の一つで、唯一の道ではありません。ポルトガルは、その期間のいずれかの日に住居を維持しており、その状況から常居所として使う意思がうかがえる場合にも、居住者として扱うことがあります。さらに、別の国も居住者だと主張する場合は、租税条約の振り分け規定(タイブレーカー)が、恒久的な住居や重要な利害関係の中心といった基準で居住地を決めます。
AtlasDaysはポルトガルの183日ルールを自動で管理します
旅行を一度記録するだけで、AtlasDaysがすべての12か月間の集計期間を計算します。iPhone内で完結し、183日を超える前に通知します。
AtlasDaysを入手よくある質問
税務上の居住者にならずにポルトガルに滞在できる日数は?
任意の12か月間で183日までです。いずれかの集計期間で183日を超えると、日数による判定を満たします。
183日ルールは暦年で数えるのですか?
いいえ。任意の12か月間で数えるため、2つの年にまたがる滞在でも基準を超えることがあります。
183日未満でも居住者になりますか?
はい。所定の条件でポルトガルに住居を維持している場合は、常居所による判定で居住者となることがあります。
この記事について:AtlasDaysは一般的な情報を提供するもので、法律・税務・移民に関する助言ではありません。規則は変わり、結果は個別の事情によって異なります。AtlasDaysだけに頼らず、リンク先の公的情報を確認するか、専門家に相談してください。