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ビザ申請の旅行履歴:申請書ごとに何年分が必要か
DS-160は5年分、英国の訪問者申請では10年分が必要な場合があり、市民権申請では資格取得期間中のすべての旅行を求めます。主な申請書の要件と、パスポートと一致する記録の作り方、次の申請に備える方法を説明します。
最終確認:2026年9月
要点:ビザ申請書では通常、過去5年間(米国DS-160、カナダの訪問者ビザ)または10年間(英国の一部の訪問者申請、カナダの永住申請)を求めます。市民権申請では資格取得期間中のすべての国外旅行が必要です。米国、英国、カナダでは5年(米国・英国の配偶者経路は3年)、オーストラリアでは4年です。シェンゲンビザの申請書は旅行履歴を求めません。どの申請書でも、記入する日付はパスポート、公的な出入国記録、過去の申請書と一致させてください。
申請書ごとに求める期間
2026年9月時点の、主な申請書の旅行履歴に関する質問です。各項目は申請書または公的な案内と照合しました。
米国の非移民ビザ、DS-160
- 対象期間
- 5年間
- 記入内容
- 海外旅行履歴。以前に米国を訪れたことがある場合は、直近5回の米国訪問の日付も記入します。
英国の訪問者(Standard Visitor)ビザ
- 対象期間
- 10年間
- 記入内容
- 事情に応じて旅行履歴を記入します。GOV.UKは「提供が必要な場合がある」情報として挙げています。
カナダの訪問者ビザ、IMM 5257 Schedule 1
- 対象期間
- 5年間、または18歳以降の方が短い場合はその期間
- 記入内容
- 国籍国・居住国以外への旅行。各旅行の開始・終了年月、国、滞在地、目的を記入します。
カナダの永住申請、IMM 5562(Your Travels)
- 対象期間
- 10年間、または18歳の誕生日以降の方が短い場合はその期間
- 記入内容
- 出身国または居住国の外へのすべての旅行。観光、仕事、研修を含みます。主たる申請者は配偶者・パートナーと18歳以上の扶養家族についても記入します。
シェンゲンビザ、統一申請書
- 対象期間
- なし
- 記入内容
- 旅行の一覧は求めません。第28欄では、以前のシェンゲンビザ申請で指紋を採取されたかどうかと、分かれば日付とビザシールの番号だけを尋ねます。
米国の帰化、N-400 Part 8
- 対象期間
- 5年間(米国市民の配偶者として申請する場合は3年間)
- 記入内容
- 米国外へのすべての旅行。出国日、帰国日、訪問国を記入します。24時間以内に終わった旅行は除きます。
英国の帰化、Form AN
- 対象期間
- 資格取得期間の5年間。英国市民の配偶者またはシビルパートナーなら3年間
- 記入内容
- 英国からのすべての不在。国外で過ごした丸1日だけを数えます。申請書に収まらない旅行は別紙に記入します。
カナダの市民権、実際の滞在日数の計算
- 対象期間
- 申請前の5年間
- 記入内容
- 米国への日帰り旅行を含め、カナダからのすべての不在。カナダ国外で過ごした丸1日だけを数えます。
オーストラリアの市民権、Residence Calculator
- 対象期間
- 4年間
- 記入内容
- オーストラリアからのすべての出国日と帰国日の正確な日付。申請前に予定している旅行も含めます。
申請書ごとに変わるのは対象期間と、何を1回の旅行とするかです。「18歳以降」や「いずれか最近の方」を使う期間は、最初に見えるより短い場合があります。
カナダの訪問者ビザと「最近の方」。2023年2月14日に18歳になり、2026年9月25日に申請するとします。5年前は2021年9月25日ですが、18歳の誕生日の方が最近なので、Schedule 1が対象とするのは2023年2月14日から現在までです。同じ日に申請する40歳の人は2021年9月25日からの旅行を記入します。
1回の日帰り旅行、2通りの扱い。カナダの永住者が7月1日に車でシアトルへ行き、その夜に戻ります。市民権の計算には不在0日として旅行を記入します。米国の永住者がティフアナへ渡り24時間以内に戻る場合、N-400の一覧にはその旅行を載せません。カナダからの12月1日から31日までの休暇は、出国日と帰国日をカナダでの日とするため、不在29日です。
照合に耐える記録の条件
旅行履歴はほかの書類と照合されるため、最も不確かな日付が記録全体の弱点になります。申請書へ転記する前に、次の4点を確認してください。
- 対象期間の全体を含む。メモを取り始めた日ではなく、申請書が求める最初の日から始めます。短い旅行や週末の国境越えは特に抜けやすくなります。
- 当局に見える記録と一致する。パスポートのスタンプ、ビザ、公的な出入国データと日付を照合します。オーストラリアは、居住の判定には計算機に入力された数字ではなく、当局が保有する移動記録を使うと明示しています。
- 過去の申告と一致する。DS-160は直近5回の米国訪問を尋ね、以前の申請書も保管されています。提出した申請書の写しを残してください。前回の日付に誤りがあったなら、繰り返さず、意識的に訂正して理由を説明します。
- 推定日にはその旨を記す。再構成した日付を確実なものとして記すと、スタンプとの食い違いが起こりやすくなります。N-400のPart 14やForm ANの別紙などコメントを書ける場所があれば、どの日付が概算で、その理由は何かを示します。
日付は1つの形式(YYYY-MM-DDなら日月を取り違えません)に統一し、1つの国での滞在につき1行にします。この構造なら上記のどの申請書にも変換できます。カナダのSchedule 1は年月だけでよく、N-400と市民権の計算には正確な出国日・帰国日が必要です。無料の旅行履歴テンプレートはこの形式のCSVです。
記録の空白を埋める
5年間の旅行を記憶だけで列挙できる人は多くありません。証拠の強いものから、公的記録、パスポートのスタンプとビザ、航空会社のアカウント、搭乗券、予約メール、カードの明細、写真の位置情報の順に調べます。複数の政府が本人の出入国データを提供しており、公的な出入国記録の取得方法で対象と手続きを説明しています。たとえばオーストラリアの移動記録は無料で請求できます。それ以外についてはスタンプ、メール、写真から旅行履歴を再構成する方法をご覧ください。
それでも日付を確定できなければ、証拠で支持できる最も狭い範囲を使い、概算と明記します。年月だけを求める申請書にそれ以上は必要ありません。正確な日付が必要な申請書には、架空の日ではなく、根拠のある最善の推定日と注記を使います。
AtlasDaysに保存し、申請書ごとに書き出す
再構成を必要としない記録が、提出しやすい記録です。AtlasDaysでは旅行が起きるたびに数回のタップで記録でき、iPhoneが国境越えを検出すると「旅行の自動検出」で追加することもできます。過去の旅行はCSV、写真、Flightyからインポートできます。申請時には履歴を組み立て直す代わりに日付を書き出し、すべての申請書を同じ記録から作れます。
書き出しは「設定」→「エクスポート」にあり、iPhone内で作成され、アップロードされません。
- 国別滞在レポート(PDF)。旅行を日付順または国別に表示します。氏名、生年月日、国籍、パスポート番号の個人情報欄、目的とメモ、署名欄を任意で含め、2026-06-30や06-30-2026など選んだ日付形式を使えます。
- スプレッドシート(ExcelまたはCSV)。Country、State、Start Date、End Date、Days、Purpose、Notesの列があり、申請書の対象期間に絞って転記できます。
転記前に2点注意してください。合計ではなく日付を写します。レポートは両方の移動日を含む滞在日数を数えますが、国外で過ごした丸1日を数える市民権申請書では同じ旅行の日数が少なくなります。申請書が都市名や入国地点を求める場合は、旅行のメモに記録します。
日付以外に確認すること
旅行履歴は申請の一部で、ほかの書類と併せて審査されます。市民権申請では、それぞれの上限に照らして日数も判定されます。米国の帰化に必要な滞在日数、英国の市民権の不在上限、カナダの1,095日ルール、オーストラリアの居住要件をご覧ください。埋められない空白がある場合、旅行履歴の再構成で他に使える証拠を説明しています。

AtlasDaysで次の申請に備えて旅行履歴を管理
旅行のたびに記録するか、過去の旅行をCSV、写真、Flightyからインポートできます。申請書に必要になったら、日付付きの国別滞在レポートPDFやスプレッドシートをiPhone内で非公開に書き出せます。
アプリを入手よくある質問
ビザ申請には何年分の旅行履歴が必要ですか?
申請書によります。米国DS-160は過去5年間、カナダの訪問者ビザは過去5年間または18歳以降の最近の方、英国の一部の訪問者申請とカナダの永住申請は10年間です。市民権申請は資格取得期間中のすべての国外旅行を求め、通常は4年または5年間です。
すべての旅行に正確な日付が必要ですか?
必ずしも必要ではありません。カナダの訪問者ビザのSchedule 1は年月のみですが、米国のN-400とカナダ・オーストラリアの市民権の計算には正確な出国日と帰国日が必要です。確定できない場合は根拠のある最善の推定日を使い、申請書にコメント欄があれば概算と明記します。
書き出した旅行履歴を証拠として提出できますか?
証拠ではなく要約として扱ってください。自作の一覧やPDFは申請書を一貫して記入する助けになり、添付を認める申請書に付けることもできます。ただし当局はパスポートや保有する出入国記録と日付を照合します。AtlasDaysのレポートの1ページ目には、記録は利用者が管理し、独立した検証を受けていないと明記されています。
この記事について:AtlasDaysは一般的な情報を提供するもので、法律・税務・移民に関する助言ではありません。規則は変わり、結果は個別の事情によって異なります。AtlasDaysだけに頼らず、リンク先の公的情報を確認するか、専門家に相談してください。