メニュー

国ごとの滞在日数を記録する方法:6つの方法を比較

スプレッドシート、スマートフォンの位置情報履歴、写真、フライト記録、公的記録、AtlasDaysを比較します。それぞれの強みと欠ける情報、ローリングの180日間に対応できるかを説明します。

最終確認:2026年9月

要点:頼りになるのは、旅行のたびに残す日付付きの旅行一覧と、国ごと・集計期間ごとに日数を数える計算方法です。スプレッドシートでも1日につき1行なら実現できます。AtlasDaysでは旅行を追加するか「旅行の自動検出」に任せれば、すべての集計が更新されます。位置情報履歴、写真、フライト記録は過去の再構成に向き、公的記録は最も強い証拠ですが、この4つだけでは継続的な日数の集計はできません。

目次

6つの方法を比較

スプレッドシート

手間
高い。旅行のたびに必要
正確さ
入力の質による
主な欠落
記録を忘れた旅行
ローリングの集計期間
対応可能。1日1行と期間の計算式が必要

スマートフォンの位置情報履歴

手間
有効化後は低い
正確さ
いた場所の確認に向く
主な欠落
無効だった期間、自動削除された履歴、処理が必要な生データ
ローリングの集計期間
非対応。自分で数える必要がある

写真

手間
低い
正確さ
位置情報付きの写真を撮った日の確認に向く
主な欠落
写真のない日、正確な国境通過時刻
ローリングの集計期間
非対応

フライト履歴

手間
低い
正確さ
フライト自体は正確
主な欠落
陸路の国境越え、乗り継ぎ、未記録のフライト
ローリングの集計期間
非対応

公的記録

手間
中程度から高い
正確さ
その国について最も強い証拠
主な欠落
申請ごとに1か国。予定の旅行は見えない
ローリングの集計期間
非対応

AtlasDays

手間
低いから中程度
正確さ
確認した旅行の質による
主な欠落
検出・インポートされた旅行も確認が必要
ローリングの集計期間
アプリ内で対応

これらの方法は競合するものではありません。位置情報履歴、写真、フライト、公的記録から過去を再構成し、今後は1つの一覧を更新し続けるのが一般的です。

1. スプレッドシート

スプレッドシートは無料で、計算内容が見え、自分で完全に管理できます。弱点は計算ではなく維持です。旅行を毎回手入力する必要があり、1件の記録漏れや日付の誤りが、警告なしにそこから作るすべての合計を変えます。

ローリングの集計期間に対応できるかは表の構造で決まります。旅行1件につき1行では、集計期間の端で旅行を切り分ける必要があり、重なる2行を二重に数えるおそれもあります。暦日ごとに1行なら、期間は日付で絞るだけです。

  1. 必要な日付をA列に1日1行ずつ、抜けなく並べます。
  2. 記録する場所ごとに列を用意します。たとえばB列をシェンゲン圏とし、その日に一部でも滞在したら1を入力します。移動日は両方の場所に1を入れます。
  3. 確認したい日付をE1に入力し、別のセルに=SUMIFS(B:B, A:A, ">="&(E1-179), A:A, "<="&E1)を入力します。E1自身を含め、その日までの180日間のシェンゲン滞在日数を合計します。同じ式はExcelとGoogleスプレッドシートで使えます。

2026年6月30日を確認。180日間の集計期間は2026年1月2日から6月30日までです。シェンゲン圏に2025年12月1日から2026年1月5日、3月10日から31日、5月15日から6月30日に滞在したとします。最初の旅行のうち期間内に入るのは1月2日から5日の4日だけです。3月に22日、5月から6月に47日を加えると、式の結果は73日です。3旅行の全期間を合計すると105日となり、90日を既に超えたと誤解します。

この方法は到着日と出発日を含む、印をつけたすべての日を数えます。すべてのルールがそうとは限りません。対象ルールの1日の数え方を確認してください。シェンゲンのローリングの集計期間の解説では、期間が日ごとに動く様子を示しています。

2. スマートフォンの位置情報履歴

位置情報履歴を有効にしていれば、覚えていない日付にいた場所を確認できます。日数の集計より、過去の再構成に適しています。

3. 写真

位置情報を有効にして撮った写真には時刻と座標があるため、写真ライブラリは滞在場所を思い出す日記になります。ただし写真を撮らなかった日、位置情報のない写真、写真からは通常分からない正確な国境通過時刻には空白が残ります。AtlasDaysは端末内で写真ライブラリを調べ、位置情報を旅行の候補としてまとめます。確認するまで何も保存しません。ヘルプセンター:写真のインポートをご覧ください。

4. フライト履歴

アプリや航空会社のアカウントに残るフライト記録は、空路の国境越えを日付付きで示し、移動の骨格になります。ただし列車、車、フェリーでの移動はなく、乗り継ぎは滞在とは限りません。Flightyのフライト履歴を滞在日数に変換する方法では、乗り継ぎの扱いも説明しています。

5. 公的記録

政府によっては、自分の出入国記録を閲覧・請求できます。記録を保有する国については最も強い証拠で、争いのある日付を照合するのに適しています。ただし1回に1か国ずつで、過去しか示さないため、来月の旅行が上限内かは分かりません。請求先は公的な出入国記録の取得方法にまとめています。

6. AtlasDays

AtlasDaysは旅行の一覧を管理し、過去と予定の旅行について集計期間の日数を計算します。ローリングの集計期間と暦年の両方に対応し、不確かな日付を正確な日付と区別し、インポートする旅行は保存前に表示し、申請書が求めるときには記録を書き出せます。各段階の扱いは次のとおりです。

どの方法でも信頼性を高める条件

滞在日数以外に確認すること

整った記録は「何日いたか」に答えますが、どの日を算入するかはルールが決めます。シェンゲン90/180ルール、税務上の居住を決める183日ルール、在留許可の不在ルールは同じ旅行を別々に数えます。申請書に履歴が必要な場合は、ビザ申請の旅行履歴の準備で審査官が期待する内容を説明しています。

AtlasDaysで国ごとの滞在日数を自動で集計

手動で旅行を追加するか、写真やFlightyからインポートするか、国境を越えたときの「旅行の自動検出」に任せます。AtlasDaysはiPhone内で日付付きの記録を1つ、非公開で管理し、シェンゲン:90/180短期滞在ルールなどの上限に照らして数えます。

アプリを入手

よくある質問

国ごとの滞在日数を記録する最も簡単な方法は?

出入国日付きの旅行一覧を1つ作り、集計はツールに任せます。AtlasDaysなら旅行を追加するたびに各集計期間を数えるため維持の手間が少なく、スプレッドシートも1日1行で旅行後に更新すれば使えます。古い年は写真、フライト記録、位置情報履歴、公的記録から再構成します。

Googleマップのタイムラインで国ごとの滞在日数が分かりますか?

直接は分かりません。有効化されていれば訪れた場所を示し、iPhoneのマップアプリからlocation-history.jsonとして書き出せますが、国ごとの日数は合計しません。データは現在スマートフォンに保存され、自動削除で古い履歴が消えている場合もあります。

スプレッドシートでシェンゲン90/180ルールを追えますか?

はい。暦日ごとに1行を使い、シェンゲン圏にいた日に1を付け、SUMIFSで確認日までの180日間を合計します。旅行ごとに1行では、期間の端や重なる旅行を誤りやすくなります。

この記事について:AtlasDaysは一般的な情報を提供するもので、法律・税務・移民に関する助言ではありません。規則は変わり、結果は個別の事情によって異なります。AtlasDaysだけに頼らず、リンク先の公的情報を確認するか、専門家に相談してください。