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スペインの長期居住:申請前5年間に認められる不在
長期居住を取得するには、スペインでの5年間の居住が継続している必要があります。国外で過ごせる期間には月数で定められた上限があり、EUのほかの国を含め、スペイン以外のすべての国での滞在が数えられます。
最終確認:2026年10月
要点:申請の直前に、スペインで5年間の合法かつ継続的な居住が必要です。1回の不在が連続6か月を超えず、合計が10か月以内であれば、不在によって継続性は途切れません。仕事による不在は合計18か月まで認められます。規則は月数で数えており、それが何日にあたるかはどこにも書かれていません。
- 対象の資格
- スペインの長期居住の取得(国内の長期居住またはEU長期居住)
- 必要な居住期間
- 申請直前の5年間の合法かつ継続的な居住
- 1回の不在
- 連続6か月まで
- 不在の合計
- 5年間で合計10か月まで
- 仕事による不在
- 1回あたり連続6か月まで、合計18か月まで
- 不在の基準
- スペイン領土。そのため、ほかのEU加盟国での滞在も不在に数えられます
- 法的根拠
- Real Decreto 1155/2024、第183条(国内の長期居住)、第176条(a)(EU長期居住)
ルールの内容
移民規則の第183条第1項は、申請前の5年間、スペインに合法かつ継続的に居住した人に長期居住を認めています。続く第183条第2項は、どのような不在であれば継続性が途切れないかを定めています。スペイン領土からの不在で、1回が連続6か月までであり、5年間の合計が10か月以内に収まるものです。ただし、出国が正規の手続きによらずに行われた場合は除きます。
- 2つの上限が同時に適用されます。不在ごとに6か月の上限があり、さらにすべての不在で10か月の合計枠を共有します。ほかに記録が何もなくても、1回で7か月の不在は認められません。
- 仕事による不在は合計の上限が大きくなります。仕事を理由とする不在では、1回あたりの上限は連続6か月のままで、合計の上限が5年間で18か月に引き上げられます。
- EU長期居住にも同じ数字が使われます。第176条(a)は、この資格のEU版にも同じ6か月、10か月、18か月を適用しています。同じ条文は、ほかの加盟国が発行したEUブルーカードの保有者に別の取得経路を設けており、そこではEU域外で測る独自の上限が定められています。
- 個別に判断される不在もあります。国内の長期居住について、第183条第2項はさらに、正当に証明された不可抗力による不在は申請を審査する当局が個別に判断すること、また登録され公的に認められたNGO、財団または協会の協力隊員として国外で働く人は影響を受けないことを定めています。
これは取得のためのルールです。長期居住を取得した後に資格を維持できるかどうかは別のルールで決まり、そちらはスペイン国外ではなくEU域外での不在を測ります。詳しくはスペインの長期居住:EUからの12か月の不在で説明しています。
不在に数えられるもの
規則はスペイン領土からの不在を基準にしています。ポルトガルでの1か月もパリでの週末も、ほかの大陸への旅行とまったく同じように、スペイン国外で過ごした時間です。どちらもEUとシェンゲン圏の中にあっても変わりません。カナリア諸島、バレアレス諸島、セウタ、メリリャはスペインの一部なので、そこでの滞在は不在になりません。
条文は、出国日と帰国日を不在の日に数えるかどうかも定めていません。このガイドでは、これらをスペインにいた日として扱います。不在として数えるほうが慎重な解釈で、その場合は旅行ごとに2日増えます。
10か月は何日か
規則には書かれていません。上限を日数で示しておらず、1か月が暦月を指すのかも、数日の旅行をどう月数に換算するのかも定めていません。民法は月で定めた期間を日付から日付へと数えるため、3月3日に始まる期間は10か月後の1月3日に終わります。ただし、これは期限についてのルールであり、多数の別々の不在を合算する方法については何も述べていません。
- 連続した10か月
- どの月にあたるかによって303日から306日
- 別々の旅行の合計
- 1か月の長さを固定する必要があります。30日とすると10か月は300日、暦月の平均である約30.4日とすると約304日です
これらの解釈のうち最も少ない数字は300日です。そのため、合計が300日以内であれば、どの解釈でも10か月以内に収まります。それを超えると、解釈によって結論が分かれ始めます。
数え方
- スペインでの合法的な居住が始まった日を起点にします。5年間はその日から数え、5年が経過した後は申請日の5年前から数えます。
- EU域内の旅行も含め、スペイン国外へのすべての旅行を、正確な出国日と帰国日とともに書き出します。
- それぞれの旅行が単独で連続6か月を超えていないか確認します。
- 5年間の不在日数を合計し、その合計を10か月と比べます。仕事による不在には18か月という別の合計枠があるため、区別できるようにしておきます。
例。居住開始日が2025年3月1日の場合、最初の5年間は2030年2月28日に終わります。夏を国外で過ごし、2025年7月10日に出国して8月25日に帰国します。続いてクリスマスをドイツの家族と過ごし、12月15日に出国して2026年1月10日に帰国します。2027年には5か月の国外滞在のため3月1日に出国し、8月1日に帰国します。
出国日と帰国日をスペインにいた日として数えると、不在はそれぞれ45日、25日、152日で、合計222日です。1か月を30日とすると約7.4か月で、どの解釈でも10か月を下回り、合計300日までは78日残ります。ドイツはEU加盟国ですが、クリスマスの旅行はすべて不在として数えられます。
2027年の旅行が9月15日まで続いていたら、その1回だけで197日の不在となり、どの解釈でも連続6か月を超えます。合計がまだ10か月未満であっても、この不在は認められる範囲を超えています。
日数だけで決まるわけではありません
不在の上限を守れば、5年間の継続性は保たれます。ただし、それだけで申請の結果が決まるわけではありません。居住が全期間を通じて合法であったことも必要で、この資格にはほかの要件もあり、当局は提出された書類に基づいて判断します。旅行の日付を示す証拠を保管してください。国内の長期居住に関する省の案内ページは6か月、10か月、18か月を繰り返していますが、不正な出国に関する規定は省いており、参考情報にすぎないと自ら記しています。適用されるのは規則の条文です。
居住に基づくスペイン国籍の取得は独自の要件を持つ別の手続きであり、暦年単位で日数を数えるスペインの税務上の居住も同様です。同じ旅行でも、それぞれで異なる結果になることがあります。
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無料のプリセット「スペイン長期居住の不在要件」は、居住開始日からの不在日数を300日の枠と比べ、予定している旅行も含めて残り日数を表示します。
AtlasDaysをダウンロードよくある質問
ほかのEU加盟国への旅行も不在に数えられますか?
はい。このルールはスペイン領土からの不在を基準にしているため、フランス、ポルトガルなどスペイン以外の国で過ごした時間は、EU域内であっても数えられます。
不在10か月は何日ですか?
規則には書かれていません。連続した10暦月は303日から306日です。別々の旅行を1か月30日で合算すると10か月は300日で、これがどの解釈でも最も少ない数字です。
長期居住を失う12か月ルールと同じですか?
いいえ。6か月と10か月の上限は申請前の5年間に適用され、スペインからの不在を数えます。12か月ルールは資格を取得した後に適用され、EUからの不在を数えます。
この記事について:AtlasDaysは一般的な情報を提供するもので、法律・税務・移民に関する助言ではありません。規則は変わり、結果は個別の事情によって異なります。AtlasDaysだけに頼らず、リンク先の公的情報を確認するか、専門家に相談してください。